15:00〜
ETVセレクション・欧米の教育現場から
▼英国・初めての集団生活・就学前学級での教育
〜就学前学級の子供達の様子が出ています
・子供達がとても可愛らしい。
・「あれはダメ、これは悪い」じゃなく、明確に具体的にわかりやすく話していく。丁寧に子供達に接している先生達の関わり方がとても参考になります
▼48英国・感情をどうコントロールするか・EQ向上
〜今までの一般的な検査での知能ではなく、音楽的知能、運動知能、人格的知能も大事。
EQ=心の知能指数(情動知能)を向上させる事を目標にしているクラス授業を紹介しています。
・脳は、12歳くらいに発達がほぼ終了するのではなく、感情をコントロールする前頭葉は思春期にはまだ発達の途中段階。
(思春期あたりから、前頭葉の配線回路の整理や統合が始まるので、思春期が難しい時期だというのは、この脳の大きな変化も関係しているともいえます。そもそも成長ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモン等、ホルモンの変化のある時期というのは、たいてい脳にも大きな影響を与える時期ですね。。)
・出来れば思春期には、自分や他者への結びつき、人間関係を学んで欲しい。
成績や試験などの知的な面ばかりをあまりにも重視するのは、本来の脳の発達として考えるとどうなのだろうか?と問題定義していました。
個人的に思う「心の知能指数(情動知能)」について
心の知能指数(情動知能)で思う時に、同時に思い浮かぶのは「心の理論」もそうですが、それ以外に思い浮かぶのは
「ずる賢しこい世渡り上手な人」たちです。
「自分が損しない為なら、人を踏みにじっても平気である」
「自分より強い人には従順、もしくは上司へのストレスなどが、弱い人にはえばったり、または部下への嫌味という形でのストレス解消」などしている人達です。
「ずる賢しこい世渡り上手な人」は、自分が損しない為に、自分の得になることなら、感情のコントロールは容易にできます。
「ずる賢しこい世渡り上手な人」たちは、心の知能指数(情動知能)が高い人と同じように、世間で上手く生活しています。
「ずる賢しこい世渡り上手な人」たちは、もしかしたら、モラルハラスメントやパワーハラスメントなどを、良心の気付きも無いまま、弱者に対しているかもしれません。
心の知能指数(情動知能)の理論がまだまだ説得力が欠けるのは、個人の性格や人格と社会性、と良心についてなど、複雑すぎてまとめることが出来にくいのかもしれません、
それでも、心の知能指数(情動知能)は無意味かというそうではないと思います。
「ずる賢しこい世渡り上手な人」たちではなく、本当に感情のコントロールが出来ない・世渡り下手な人にとっては、やはり心の知能指数(情動知能)が大事だと思います。
心の理論とは、
(こころのりろん、英: Theory of Mind)とは、ヒトや類人猿などが、他者の心の動きを類推したり、他者が自分とは違う信念を持っているということを理解したりする機能のことである。
*[・子どものこと(ADHD/LD/PDDのアリ)]