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独断とへりくつblog

人を傷つけずにはいられない、自己中・自己愛性人格への対処

身に染みた人の言葉だから

9年前、息子がまだ幼稚園児の時、
お子さんが18歳くらいになったLDの会の先輩母さんがいて、すごく穏やかで共感性のある会話の出来る先輩お母さんで、私は電話で話しただけで、もうかなり癒されたりしたんですが


そのお母さんが

「なんだ、かんだ言っても、学校行ってるうちが一番ラクだったよ」
「社会はもっと厳しいから・・」

と言われていたのがずっと心に残り、またそれを支えにしてきたところもありました。。。

だって、今よりずっとLDなどの理解の無い時代で、しかも特別支援教育もまだまだ無く、本当に苦労した時代のお母さんの言葉です。


どんなに苦労しても、人に対し穏やかで共感のある会話が出来る、このお母さんの懐の広さ、暖かさを感じて、本当に癒されました。
(こういう人にこれからもどれだけ出会えるか・・・、そして自分もこんな人になれたら・・といつも思います。)



「なんだ、かんだ言っても、学校行ってるうちが一番ラクだったよ」
「社会はもっと厳しいから・・」

学校に対し、理不尽さや差別を感じても、社会はもっと厳しいのだ。これはその時の為の練習にもなるんだと。。


社会に出たら、会社の上司に
「すみません、うちの息子は・・これこれこういう子で・・、例えばこんな配慮を・・」と話しても、どれだけ理解してくれるだろうか・・?


育てていく中で、同じ事の繰りかえしも多く、成長はゆっくりで、人に気を使い疲れたり、空しく感じたり、ラクな事が少ない。


普通の子育てでは、しない苦労を確かにしてると思う。でもその苦労は自分だけじゃないんだ・・・と思って頑張ってやってくしかないんだよね。。
確かに、疲れてしんどい時あるけど・・

ゆっくりだけど、ちゃんと成長していくから・・


そして辛いことが多いからこそ、本当の思いやりに気づける人になりたい・・そうなれたら・・と思う。。

辛いことが多いからと言って、八つ当たりのように、人に辛く当たる人にはならないように・・と思う。



追記・・・
穏やかで共感性のある会話の出来る先輩お母さんの、実感の伴った言葉だから、私も素直に聞け、しかも支えにもなる言葉として私の心に残りましたが、

これがたいした苦労も無く、経験も無く、ただ偉そうに言ってる人の言葉なら、反感しか持たなかったと思います。私の場合・・・・。