精神的な攻撃のハラスメントは、ハラスメントだと感じる個人の心の強さも関係する為、典型的なハラスメントの言葉が盛り込まれていない場合、それが精神的な攻撃のハラスメントだと証明出来にくい事があります。
↓典型的なハラスメント例
「精神的な攻撃」の例|動画で学ぶハラスメント|あかるい職場応援団 -職場のハラスメント(パワハラ、セクハラ、マタハラ)の予防・解決に向けたポータルサイト-
ハラスメントを受けているが、会社や組織と争いたくない人が多くいると思います。
今まで自分が 誠実・誠意を持って、一生懸命やっていたことについて、度重なる上司の指導・注意というものが、実はハラスメントであり、度重なる上司の指導・注意を受けるごとに、心が痛み、仕事や私生活に支障が出るような、適応障害やうつ病になりそうになった場合、これはハラスメントである可能性が有ります。
それでも、典型的なハラスメントの言葉が盛り込まれていない場合、それが精神的な攻撃のハラスメントだとは、証明出来にくい事が数多くあります。
退職後、心を病んだまま、再就職や私生活に支障が出るような、うつ病にならないよう、下記の心情がある人向けの方法を、一つを挙げたいと思います。
・退職を既に決めている人で、ハラスメントに対し自分なりに心の納得を得たい人
・ハラスメントを受けているが、会社や組織と争いたくない人
会社や組織と争いたくないが、 自分(個人)一人 対 会社(組織)に向けて、ハラスメントかもしれないと話をするのは難しいので、公的な立場の人からそれは「問題のある関係性であるので人事管理をしている人に相談して良い内容である」、「ハラスメント的な関わりであった」という助言を得て、ハラスメントかもしれないと相談し、自分の気持ちに折り合いと付けるという方法があります。
厚生労働省や各都道府県での労働相談やハラスメント相談も活用できますが、 それでも 今一つ自分の心の納得が得られず、心の痛みが軽減出来ない場合は、30分5000円以上と費用は掛かりますが、弁護士相談を使い、今自分におきている出来事は、ハラスメントかどうか 第三者の意見として 聞き取る事が出来ます。この方法はあくまでも、
・退職を既に決めている人で、ハラスメントに対し自分なりに心の納得を得たい人
・ハラスメントを受けているが、会社や組織と争いたくない人
です、なぜなら、会社や組織も当然弁護士相談できる立場であります。 外部の公的な意見を個人で持ち込むこむ方法を間違えると、会社や組織に対し、争いを挑んでいるように勘違いされる可能性があります。
ですので、この方法は、退職する事が予め決まっている場合で、自分の心の納得を得る事で、心の痛みを軽減し、うつ的症状を発症させたくない人向けの、方法の一つとしてあげたいと思ました。
30分5000円以上の、時間制の弁護士相談については、ネット検索等で弁護士を探す事も出来ます。最初に自分で起きている出来事を時系列で文書化し、客観的に自身でその文書を読み、依頼してみようと思う弁護士に「会社(組織)と争うつもりはないが、自分の置かれている状況はハラスメント的な内容であるか客観的な意見が聴きたい またその意見を頂く事で、退職までの間に自分の心身の状況が悪化しない為の、相手のハラスメントを抑制するための助言として活用したい」等の理由で相談依頼出来ると思います。
この相談依頼の意味を理解できない弁護士や法テラスの電話受付案内人もおりますが、理解ある弁護士に相談をすれば、理不尽な事に対しこれ以上心傷めない為の、抑制力にも使える場合もあります。理解ある弁護士相談では、争いや裁判を目的にする以外に、様々な民事的な事での助言が頂けますので、
心の病んでいる時に使うカウンセリングに1万近い費用を使うより、理不尽さに対し自分なりに納得した言葉を第三者から貰う事で、鬱症状の要因となる心の痛みを軽減できる人向けの方法だと思います。