その関係もあるのか、チームプレーが必要なスポーツ、バスケットボール、サッカー、バレーボール、などは苦手だと聞く。
陸上、シングルスのテニスやバトミントンや卓球、武道など、個人プレーできるスポーツの方が向いてるとよく聞く。
だから協力(協同作業)も苦手なんだ・・と思った。学校でも掃除する場面でどこを掃除していいかわからない・・というのもよく聞く。
発達障害の要素を持ってる人の協力は、ひとつの作業についての細切れ的な手伝い、何をするか担当がはっきりわかってる方がちょうど良いようだ。いわゆる枠組みがあるほうがわかりやすい。
協力(協同作業)を考えた時に思ったのが、協力(協同作業)をするには物事の関連性に気が付かないと、なかなか協力(協同作業)できないんじゃないか・・と思う。
協力(協同作業)とは、Aさんが●●してる時は、私は■■をする、その協力(協同作業)によって、結果得られる効率の良い作業成果・・というのがある。
常に衝動的に動いてる人には、物事の関連性をあまり考えたりしないのでは無いかと思う。なので、Aさんが●●してる時に、自分は何をしたら、結果得られる効率の良い作業成果の関連性を見つけない、どうしても脳の中は、常に目の前にある物への反応が出てしまうから、関連性を見つけたくても、ついつい気が散ってしまう・・。
気が散りすぎて、何をしたらいいかわからなくなる場合もあるだろうし、ある部分にだけ脳が反応し、そこだけにこだわる感じになったりと・・
また、具体的に人に説明をしたり、わからない部分を人に聞いたりするのも苦手だったりするかも・・。
まず、わからない事が出来た時に、「わからない・・わからない・・」だけが脳を支配してしまい、延々と「わからない・・わからない・・」と思いながら、その作業を続けてしまったりして、人に聞いてみるというところまで行かない場合もあるかもしれないし、
子供の頃はわからない事も聞けたけど、大人になるにつれて、わからない事を何度も聞く事に劣等感を持ってしまったのかもしれないし・・
また「わからない部分を人に聞いたりする」ことは出来ても、相手に「どのように(具体的に)わからないのかうまく相手に伝えられなくて、わからない部分を相手から聞き出す事も苦手・・。
具体的に・・というのも苦手・・。
この具体的に・・を考えた時に、やはり「物事の関連性」が思い浮かんでしまう。瞬間的に物事を観てしまう、またはある部分だけ着目してしまう・・ばかりだと、「物事の関連性」までは行き着きにくいと思う・・
だからこそ、発達障害の要素を持った人にはジョブコーチが必要なんだと思う。学校の勉強が出来るからというだけで、社会の中で、会社の仕事もなんとかやっていけるだろうと言うのは全然違う。
学校の勉強というのは、教科書のページにその関連性がキレイに書かれてる。静的・動きの無い教科書の文書から関連性を見つければいい。
会社の仕事は違う。会社の仕事は動的・動きがある。どんどん動いている状況の中から、それぞれの動きから関連性を見つけなくてはいけない場合が多い。