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独断とへりくつblog

人を傷つけずにはいられない、自己中・自己愛性人格への対処

なりかけの鬱(うつ)との付き合い方

出来るなら薬は使いたくない。なので、鬱(うつ)になりかけのうちに気が付き、治したい。

森田療法を読むと、自分の状態に近い説明もあり、納得出来ることも多い。

第一に内向的で自己内省的、第二に小心、敏感、心配性、小さな事にくよくよしやすい、第三に完全主義、理想主義、負けず嫌いなどの特徴があります。

つまり、弱気な要素と強気な要素をあわせ持った性格であるため、強気な自分が弱気な自分を許せず、心の葛藤を引きお起こしやすいタイプ

上記にある自己内省的、敏感、心配性、完全主義、理想主義、負けず嫌い
が特に強い人、

自己内省的部分は、責任感となり、心配性と結びつき、
心配性は、敏感を連鎖し、
完全主義、理想主義は、向上心となり、
向上心は、負けず嫌いにも関連し、
と・・・神経症の人って、ある意味純粋で真面目すぎるよ・・

純粋で真面目だから、幼児期から学童期まで、本当に真面目でよい子だった人多い気がする。。。。


でも、世の中って「憎まれっ子世にはばかる」で、人から憎まれるような者ほど、逆に世間では幅をきかせるんだよねーーーー。

純粋で真面目な人は、「憎まれっ子世にはばかる」人達にこれ以上、蝕まれないようにするには、どうしたらいいんだろ・・

憎まれっ子の前にいる時だけは、自分の建前と本音を上手く使い分ける、役者に徹するしかないのかもしれない・・・

また欧米でよく知られている神経症傾向としては、何か困難なことがあった時に敏感に反応する傾向で、自分の感情をコントロールできない、ストレスへの対処が下手だとする特徴があります。
その他、不安に陥りやすいこと、怒りやイライラ、抑うつ的などを経験しやすい事も挙げられます。あるいは恥ずかしい、ひやかしに敏感で、劣等感をもちやすい。衝動的で、欲求が強く、怒りをコントロールしにくい傾向があるといわれています。


「憎まれっ子世にはばかる」人達は、劣等感をもちやすく、怒りやイライラ、衝動的で、欲求が強く、あんなに自分勝手なのに、世にはばかってる。上手いんだよ。。。あの強さはなんなんだろうか・・

純粋で真面目さがあると、良に対してはすごくなびいて動くけど、悪意に敏感すぎるかな・・。悪意があっても気が付かない振り?して、ともかく、建前だけでも取り繕っていかないと、上手くいかないかも・・ 悪意も多い世間だからこそ、自分は悪意を持たなくても、悪意と上手く、共存出来るコミュニケーション能力も必要なのかも・・・


私の場合、昔から神経症気質ではなかった、と思う
保育園、小学校も、転園、転校を経験したが、どちらもすぐ友達が出来て、楽しく過ごせた。

たぶん中学の転校をきっかけに先輩からの執拗な嫌がらせと、それに関わる同級生から裏切りの経験、経済的な事が理由での両親の喧嘩を日々みる家庭生活など、思春期の頃は、学校では理不尽な事が多く、家庭は不安定な環境であり、母親は、自分の事が精一杯な人で、かつ無神経な人でもあり、余計に傷付くことも多かった。 幼い心ながらも、普通に生活する努力を自分なりに頑張ってしていたのだと思う。

中学時代頑張れたのは、たぶんそれまでの保育園、小学校では、楽しく問題なく過ごせてきた事がたくさんあり、その良い生活の基盤が自分にあったからだと思う。

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自分がこんな経験をしたから、自分の子には似たような事がないよう、随分と配慮してきたつもりだ。

脳というのは、ある一定の経験や出来事を覚えていて、それが悪く作用すると、PTSDとかフラッシュバックというのになるのだと思う。

だから、なるべくなら、心を病むような経験は出来ればしないほうがいいと思う、しかも脳や心がまだ確立されていない、思春期までは・・せめて・・と思う。でないと、不安定な心を持ったまま成人になってしまう気がする。


成長の中で、楽しく問題なく過ごせる時間も大いに必要で、大事だと思う。

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気分はそのままにして、とにかく行動をしよう」といった態度を用います。つまり、気分本位ではなく、目的本位に行動をせよと言っています。

目指すは目的本位

 その反対に目的本位とは、自分の思い通りになる行動を重視する態度のことをいいます。宿題をやり始めたらその間の気分は問題ではありません。気分が良かろうか悪かろうが、宿題が終わらなければ失敗で、宿題が完成すれば成功とします。森田療法では気分本位ではなく、この目的本位を重視しています。

しかし、神経質な人はまず気分を良くして、内面から整えてから健康の生活を得ようとします。それでは自分の気分ばかり気にするばかりで、いつまでたっても健康は得られません。そうではなく、気分はそのままにして健康な人らしくふるまうことで、気分は健康になっていくという意味です。

上記をそのまま解釈すると、目的本位行動は、やらねばならぬ的な、強迫行動?になりかねないので、注意が必要と感じました。難しいです。


ところで、今朝早く目が覚めて道端に咲いているハナニラを取りに行きました。あんなに外に出るのが億劫だったのが、花を取りに行く事には、取りに行きたい!という気持ちだけでした。

これは「花を取りに行く」という目的本位の行動となるんでしょうか?でも、綺麗な花を増やしたいという気持ちも含んでいるので、気分も関係している気もします・・・。難しいな・・目的本位って・・

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いじめがあった時は、目的主義で行動し、不登校にならなかったが、とくべつ何もトラブルの無かった高校時代で一気に、不登校になった。

辛い時に休まず無理をすると、後で後遺症が出る?となったことがあり、今回この行動が少し出てしまった。


確かに、体力なども考えて辞めたのもある。 でも辞めた後に、ひどい無力感と不安と憂鬱さが襲ってきた。たぶん、今の自分の不安とは、自分の年齢による、不安が大きいのだと思う。

もっと若ければ、こんな不安にならないのだと思う、どうして自分にこんなにも不安と限界を作ろうとしてしまうのだろう??

理想主義だから、自分の理想が壊れるのが怖い。だから、先に限界を作っておくことで、自分の理想主義を自分で抑え込むことによって、安心したいのだろうか・・・


森田療法では、日記を書く事、があるが、今書いていて、気が付いた。今の私には、楽しいことが無いのもあり、余計にふさぎこむのかもしれない。日記は、色々と気が付き、気持ちの整理が出来るので、良い気がするが。。。


ただ、行動療法的なことをする時には、注意が必要な気がする・・

森田療法で園芸や掃除があるけど、それらは行えば、それなりに結果が出るので、達成感がある。でもうつのきっかけは、達成感の得られない、理不尽な環境によって作られる。


たぶん、達成感の得られない、理不尽な環境によって作られるうつの対策は、理不尽な環境から離れたときに、どのように気分転換?気持ちの切り替えをしていくかが、大事なんだと思う。


だからこそ、家に帰った時くらい、安らげる家でないと、余計におかしくなってしまうかな・・


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神経症気質の人の良い面・・・
人の顔色、言葉、態度に敏感な部分を、良好な家族関係や子育てに生かせないか・・・

今思うと、私の人の顔色、言葉、態度に敏感な部分は、ある意味子育てには生かせた気がする・・・

神経症気質の人は、園芸で癒される大人しい人が多く、穏やかさを好むので、その気質を上手くコミニュケーションに生かせたらと思う・・・



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神経症=ノイローゼ)