薬(リタリン)についての本を読んで
薬(リタリン)についての本を読んで、思ったこと・・
・・・もうだいぶ前に読んだのだけど、タイミングを掴めなくて感想を書けなかった・・本を読んだと言う事と感想は、人それぞれとしか思えない・・個人的には、魔法の薬・何かを解決してくれる薬とは思っていなくて・・・
・・・あくまでも対症療法として、ある子供達にとってはとても有効な薬。この薬によって確かに息子は助けられた部分もあるかもしれないけれど、シビア感だけはいつまでも自分にはある・・・
・・・シビア感はありますが、だからと言ってADHDとしての薬として反対だとか、認めていないと言う訳では全く無く、ただあくまでも「対症療法」という気持ちだけは強く持っていたい・・魔法の薬・何かを解決してくれる薬と感じさせるような印象に対して、ちょっと・・・
たぶんこの気持ちは、自分が不眠症で不眠薬を飲む時の感覚に似ているのかもしれない。あくまでも対症療法・・。これを飲んで治ると言う訳では無いと言うこと・・。薬に頼るような感覚だけは、持ちたくない・・と、どうしても、警戒している所がいつもある・・
>ADHDの人々に対する福音の薬なのか?それとも麻薬同然の危険な薬なのか?バランスのとれた一冊です。
と本の紹介がある「リタリンを飲むなら、知っておきたいこと」を読んだ時に、
バランスが取れた本だけあって、リタリンという薬についての感想は、それぞれだろうな・・と思いました。
また他の効果のある薬剤はないか?と言うことで、研究対象である、ある物質の部分について読んだ時に、ここの部分についてどのように思うのかも、人それぞれなんだろうな・・と思いました。
うちは、多動が強かったですし、確かにこの薬のおかげも大きかったですが(たいていの方が思うように、当たり前ですが、使用しなくて良いのならやはり使用したくないとは思っています。)
薬の副作用や効果については、随分前に出版されていた
ADHD 注意欠陥多動性障害の子どもたち 金剛出版 マーク セリコウィッツ著
など当時では、詳しく記載されていた本があったので、その本を更に詳しく記載した内容の本・・とも感じました。
薬の副作用や効果は、親の会などでも知り合った実際に使用した方が周りに多く、副作用についてもよく耳にする事があったので、そういった副作用を活字に書かれているのを読んで、「○○の副作用もある」とちゃんと記載してくれている・・といった印象もありました。
なので「日本では一般にはあまり知られていないリタリンの副作用」の記載があると言うより、知っている人は既に知っている副作用で、他の人には、知られていなかった副作用もある・・と言う事になる・・。
本当に夢というか理想は、ある程度落ち着く年齢になるまで、専門の学校があったら・・と思うのが、夢です。
(専門の学校と思っても、地域の友達との交流が減ってしまうマイナス面もあるかもしれません・・)
それでも多動な時期は、授業にも体を動かす授業をたくさん取り入れ、学習授業内容も全て、ADHDの特性にあった授業があったらな・・とよく思っていました。
私は、エイメン博士の書籍にあるように、薬の可能性だけでなく適度な運動などによってドーパミンや脳の活性化を促すという考え方や、
料理をするというのも、脳の活性になるという事など・・
運動は基礎体力をつけてもくれるし、料理は自立につながるし・・、薬だけでなく、そういった他にも意味がある薬以外の方法を色々ともっと知りたいと思う・・
読んだ本です
・リタリンを飲むなら、知っておきたいこと
・リタリンをこえて―効用と限界