今まで、散々、
支配とコントロール・・
相反する矛盾したメッセージとしてのダブルバインドとか
フラッシュバックとか
しつこいくらい、自己満足ブログにつづったけど。
斎藤学さんの本に、私が感じてきた事のいくつかが既に載っていて・・
私も随分遠回りしてきたな・・・と思いました。。
ダブルバインドなど、ベイトソンから読んでたし・・
モラルハラスメント関連書籍も散々読んできたけど・・
殆どが、機能不全という事で、そうなんだよ・・・
機能不全なんだよ・・って、やっとこれか・・と。。。
斎藤学さんの本を読んでいて、
私の身近にも実際にあって感じたこと・・
●機能不全の関係にさらされてきた人は、問題の解決の為の、よりよい選択がうまく出来ない
家庭内暴力に悩んだ母が、あるカウンセラーに相談する。そのカウンセラーは、色んなアドバイスをするがどれも一貫性の無い矛盾の多いアドバイスである。でもこの相談者の母は、そのカウンセラーをなぜか崇拝に近い感じで信頼しており、
そのカウンセラーの、一貫性の無い矛盾の多いアドバイスをそのままうけ、子供に対応する。子供はその一貫性の無い矛盾の多い関わりの中で、子供自身の本当の気持ちをどんどん無視され続け、どんどん親子の悪循環の関係が進んでいく・・
機能不全の関係にさらされてきた人は、問題の解決の為の、よりよい選択がうまく出来ないので、機能不全の連鎖をどんどんしてしまう。
もちろん、LD・PDDあると、認知の歪みがあるのでよりよい選択しにくいですよ。ADHDだと、その衝動性やコントロール不足や忘れっぽさで、更に機能不全を産み、悪循環に成りやすい・・
その機能不全の悪循環を少しでも食い止めるのが、良心・良識なんだと思う。。。
自分の都合だけで、障害を言い訳にすべきではないと思う。
自分の非を認める事も大事だといつも思う。
自分の都合の良い、甘やかされた人ほど、非を認める事が出来ない人が多い。
過去に多くの心理的な苦労や孤独を経験してる人は、非を認めないように見えるけど、
過去に自分の非で無い事でも、罪悪感を多く感じてきたので、その人たちにとって、非を認めないのは、フラッシュバックをこれ以上再現させたくない気持ちは、私もわかる・・。だからその人たちのことは私は責めてる気持ちはない。
私が言ってるのは、自分達さえ良ければ良いというだけで育ってきた、人の痛みを知らない偽善者に対してなんで・・。
●カウンセラーの中には、その人のトラウマを新たに作ってしまうことがある・・。もしくは、悪化させるだけの事しか出来ない人がいる。
そもそも、カウンセラーって心理的な部分を扱う仕事だと思うんだけど、
相手の話を聴く事も殆ど出来なくて、共感力も無い、単なるアドバイスしかしてないのに、カウンセラーとしていたりしますよね。。
一方的なアドバイスしか出来ないのに、カウンセラーっていうのもね。。
最近少しずつこの辺りも区別されるようになってきたとは思いますが、それでも「一方的なアドバイスしか出来ないのに、カウンセラー」やってる人見かける・・
まずいと思う。
そもそも相談者は機能不全にさらされてきた共依存的な人が多いのだから、
一方的なアドバイスしか出来ないのに、カウンセラーっていうのは・・
言ってる事としている事が矛盾してる。ダブルバインド状態です。
ダブルバインドの行動をしないように、自身で気を付けてるカウンセラーはどれだけいるのか・・・
カウンセリングと言いながら、一方的なアドバイスしか出来ないという状況・・。ここでもいわゆる機能不全を展開していることになり・・
相談者は、
カウンセリングと称しながらの、一方的なアドバイスを受けることによって、共依存的な思考からいつまでも抜けだせない。。
もしくは、頻繁なフラッシュバックを起させたり、新たなトラウマを作ってしまうはめになる。
カウンセラーって、本来はとても大変な職業です。
偉そうに、無責任なアドバイスなんてしないです。
●セルフヘルプと称しているグループ
( 生きづらさや悩みをもっている人たちが、集い、語り、思いや体験を分かち合い、希望と新しい生き方を見出す。より自分らしく生きるためのグループを、本来はセルフヘルプ=自助グループと言う)
自称・自助グループ(セルフヘルプ)の中には、全く、そのセルフヘルプの本来の意味が出来て無いセルフヘルプグループも多い。
どんなグループでも、人が集まると、自分らしくというより、集団性や集団のリーダーだけが目立ってきて、そのグループをコントロ−ルしようとしてくる。
そうならない為に、本来のセルフヘルプグループの意味を維持するために「AAの12の伝統」というのがあり、これを読んで、
あ〜、だからそうだよ、そうだと思う・・と思った。
遠回りしたけど、支配とコントロールに常に疑問を持ち、
支配者はいらない、コントロールはされたくない、
自分の良心の存在を大事にする
自分はそれを感じてきたけど、自分はただの頑固者なのかも・・と思ってた。
「ACのための12ステップ」と
「AAの12の伝統」
を読んで、
自分はただの頑固者というわけでもなく、機能不全にさらされた人の回復の為のステップとしての考えをどこか自然に身につけてきたことに対して、ほっとした。。
(その後の嬉しい発見)
ある方がここを読んでくれてました・・ありがとう・・
http://www.ieji.org/bbs/bbs.cgi?mode=mail&th=2868&no=3008
●セルフヘルプグループと称しているグループ内で、ようやくの思いで過去の話を語ったときに、聞き手からなんの共感も得られずに、バツの悪い思い、屈辱感、罪悪感が残った場合、これは語った事が悪かったのではなく、語る相手を間違えたのです
とあります。
これも、そうだと思います。
セルフヘルプの本来の意味を成してないのに、セルフヘルプグループと名乗るのは、どうなんでしょうね。。
ここでも言ってる事と、やってる事が違うというか・・・、
思いっきり矛盾してる。ここでもダブルバインド状況だし・・、
本来の意味を成してないのなら、
セルフヘルプの本来の意味を全く成してない、むしろ、支配者コントロール型のグループは、セルフヘルプは名乗って欲しく無いです。。
話もまともに聴かずに一方的なアドバイスしかしないなら、カウンセラーではなく、アドバイザーという職業名に変更するとか、して欲しいです。。
機能不全の関係の特徴で、本音を話せない、自分の本当の気持ちを話す事に罪悪感を持たされるというのがある
よく、
困る事があっても、心配させるから言わなかったという人がいます。
これに簡単に同調している人を見て、無性に腹が立ったのを覚えています。
(言い分はわかりますし、周りに迷惑をかけない状況にしている方もいると思います。ただ、私が直接知り合った方の中には、この手の事を言う人ほど、自分の身近で一番弱い人に、何かしらの負の関係を持たせる人が多いので、簡単に同調する人を見て更に腹が立ったのです。)
この人が、その困ってる問題を一人で解決してるのかと言えば、表面的な行動面だけ見てれば確かにそうかもしれませんが、
たいていの場合、ここで一番の犠牲者は、この困る事があっても、心配させるから言わなかったという人ではなく、
その人の子供であったり、妻であったり、協力者であったり、部下であったりします。
弱い人にそのツケが回ります。
人間は完全ではありません。
一人で全部背負う事は出来ないのです。
一番弱い人に、そのツケがまわるように結果としてしまってるのに、
困る事があっても、心配させるから言わなかった・・だと・・?
ふざけるな、偽善もいい加減にしろよと思う。